
FP3級ってどのくらい勉強すれば合格できる?
そもそも独学で合格できるもの?
こんなお悩みにお答えします。
- FP3級に必要な勉強時間
- FP3級に独学で合格する勉強方法

FP3級は合格率が約70%と高く、しっかり準備すれば独学でも十分に合格可能な資格です。
ただし、やみくもに勉強を始めるのではなく、必要な勉強時間や効率的な学習ステップを押さえることで合格の可能性をぐっと高めることができます。
この記事では、FP3級を独学で合格するために必要な勉強時間と、具体的な勉強法の流れをわかりやすく解説します。
目次
結論:ファイナンシャルプランナー3級は独学で合格できる!
FP3級は年間4万人近くの受験者がいますが、合格率は80%近いという数字が出ています。
勉強さえしっかりできていれば、足切りなどはなく合格できるといえますね!
実施団体 | 科目 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|---|
日本FP協会 | 学科 | 37,774 | 32,274 | 85.4% |
実技 | 資産設計)37,078 | 資産設計)31,729 | 資産設計)85.6% | |
金融財政事情研究会 | 学科 | 18,285 | 9,071 | 49 .61% |
実技 | 個人資産)5,771 保険顧客)10,992 | 個人資産)3,751 保険顧客)5,140 | 個人資産)65.00% 保険顧客)46.76% |
※ 資産設計=資産設計提案業務、個人資産=個人資産相談業務、保険顧客=保険顧客資産相談業務のこと。
※ 2024年10月~2025年2月実施分
[引用]FP技能士の取得者数 及び 試験結果データ | 日本FP協会
[引用]CBT試験結果:2024年10月~2025年2月実施 | 一般社団法人 金融財政事情研究会
金融財政事情研究会の合格率が低いですが、組織による団体申込が多く、自主的に学習していない受験者が一定数いることが原因の一つと考えられます。
独学に必要な勉強時間の目安は?

一般的に初学者では80~150時間ほどで合格できるといわれています。
一日2~3時間の学習時間を確保すれば、2, 3か月で合格できる知識が身に付きます!
ファイナンシャルプランナー3級合格のための独学勉強法ステップ
FPは大人気資格なので、本屋さんには多種多様なテキストが並んでいます。
FP3級であれば気に入った本で勉強すれば問題ないですが、より合格を確実にするなら人気のテキスト・問題集を購入することをおすすめします!
おすすめテキスト&問題集については、こちらの記事で比較・レビューをしています。
実際にテキストを入手したら早速読んでいきます。
内容ごとにセクション分けされていることがほとんどなので、セクションごとにまずは読み進めましょう。
一冊を一気に読んでしまうとボリュームが多く定着に時間がかかるため、セクション1つ読み終えたら問題集で定着させるのがおすすめ!
テキストでインプットした内容を実際に問題形式で解くことで定着を図ります。
1周目は正解数にこだわらず、根拠をもって答えられているか?を大切にしましょう。
テキストと問題集がシリーズ化されているものは、問題集にテキストの該当ページが書いてあるため、テキストと照らし合わせながら問題を解けておすすめです!
手順2、3をセクションごとに繰り返します。
1セクション完璧にしてから次に進むもあり、7割ほど理解できたら次セクションに進むもあり!最終的にどのセクションも7~8割程度取れるようになるまでは繰り返しましょう。
問題集で7~8割取れるようになってきたら、時間配分など本番を意識して過去問を解いていきます。
問題集に実際の過去問がついているものがあればそれを活用できますが、ない場合は各団体のHPからDLできます。
・日本FP協会:https://www.jafp.or.jp/exam/mohan/
・金融財政事情研究会:https://www.kinzai.or.jp/ginou/fp/test-fp
FP3級はCBT方式の試験となるため、PCでの回答や電卓の使い方が不安な方もいるかと思います。
テキストによっては特典として、CBT方式模擬テストがついているものがあるので、本番の雰囲気をつかんでおくとよいでしょう。
60%で合格なので、完璧を目指す必要はありません。確実に80%をとれるように繰り返し復習しましょう。
まとめ:ファイナンシャルプランナー3級合格なら独学で問題なし!

いかがだったでしょうか?
合格率などを見てみると、意外と独学でもできそうと思えませんでしたか?
2級を見据える場合は通信講座なども視野に入れる方が多くなりますが、3級であれば短・中期で合格も可能です。
またCBT方式は年中好きな時に受験できるので、焦らず確実に合格を目指せます。
受験方式や受験日の詳細についてはこちらで解説しています。
この記事をきっかけに、一人でも多くの方が合格を勝ち取ってくれたらうれしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。